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琥珀の残像

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ボトムズ予告編集



ロボットアニメ史上、

最高だと評判の高いボトムズ予告編集。

1983年作品。

「ウドのコーヒーは苦い」

銀河万丈の渋い声が冴える。


これを作業中のBGVとしながら、

北千住のボトムズ展、

行くか行くまいか考える。


「絶対に死なない人間」

異能生存体とは何か。

クエント文明とは。

ワイズマンとは何者なのか。

ロッチナは、キリコに何を見たのか。


むせる。




ボトムズは、私の青春(笑)

とにかく私は「カン・ユー大尉」が好きでね。

キリコやフィアナなんかどうでもいいから、

カン・ユーの出番を多くしてくれ高橋監督、

と初回放映時リアルタイムで観ながら

常に思ってました。

キリコとの格闘の末、濁流に放り投げられて、

あ、カン・ユー死んじゃった、の時は、

当時高校生の私、学校行く気力失うほど

落ち込んだ記憶あり。

奴が密林から、

三日三晩飲まず食わずで

命からがら生還を果たした時の嬉しさたるや、

まだ鮮明に覚えてます(笑)


へえー、

そのカン・ユー大尉ってどんな愛されキャラ?

と普通は思うでしょ、ボトムズ知らん人なら。

まあ、これでもかというくらいに、

人間として嫌な部分だけ集めたような

ドが付く屑野郎です。

大げさでなく、本当の意味での屑人間。

自分の保身のためなら、なんでもやる、

仲間(友軍、部下)見殺しも平気、

一般市民への残虐行為も平気、

良い所、

いっこも無い感じのキャラですのよ。


一応、

最前線基地の副司令官というだけあって、

部隊の指揮能力は優秀か、

といえば、これもダメ。

あらゆる判断ミスを連発。

で、責任は部下に転嫁。

聞いてるだけで、

殺したくなるでしょ、そんなの。

とにかく威張る、人望ゼロ、見栄張り、卑怯、

の塊、

そんな奴の大ファンでしたね、私。


今でも忘れえぬカン・ユーの魅力は、

声優の広瀬正志さんの、

名演技の功績が9割なのは確か。それは、

この切り取り動画でもよくわかるはず。




意外なのが、

私と同じようなカン・ユーファンて、

ミリオタ(軍事オタク)に結構多い、

というのは後年知ることになりました。


あー、

カン・ユーのデカいフィギュア作りてえ。

「坊主の説教は死んでから聞かせてもらおう」

とかブツブツ言いながら。
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