この世代のオタクは皆、「宇宙戦艦ヤマト」が出発点で原点。
ヤマト以前には、世間的にオタクという連中の存在は認識すらされてなかった。
ただの変人扱いだったでしょう。私より5,6歳上の世代ね。
オタク1期生。
ヤマトのトリビュート漫画、で島本和彦が描いたやつ、持ってます。
沖田艦長が宇宙放射線病で臥せっているのに、
自らが諭した通りに、古代がガミラスの海底火山脈に波動砲を狙い撃ちし、
ガミラス全星に大火山活動を誘発、勝敗が決した決定的シーンで、
沖田艦長は立ち上がるんだよね、艦長室のシャッター全開にして仁王立ち。
あの見開きのシーン、ジーンときたねえ。
もちろん本編に無いシーンだけど。
その最高のシーンを描いた本人が改めて熱弁してるのが、
かなり面白かった動画。11年前の収録だそう。
出渕さんの事は、優秀なアニメーターとは思うんで、
悪く言いたくはないんだけど、
原体験世代の私的には、2199は、ダメ。
メカ描写だけは良かったが。その後はろくすっぽ観てないし。
ヤマトと言う作品の根幹をなす「漢の船」の概念がおざなりというか、
そもそも最も大事な「悲壮感」を全く感じませんでしたから。
人類滅亡まであと○○日、って出てんのにさあ、
なんで艦内で萌えキャラがはしゃいでるのよ。
ぶっちゃけ、頭痛くなったわ。
一応、我慢して2202までは通しで観ましたけど。
ヤマトの価値の半分を占める天才、宮川泰の息子の再構成された音楽もねえ、
なんだか全体的に軽いのよ、
そこはかとなく漂う「ちゃかぽこ感」
元の名曲が台無し。
まあ、そういううるさい事ばっか言ってると、
老害とか言われんのかねえ。
他人の悪口とか、どうでもいい私ですから、
正直なとこ書いたまでだけど、気い悪くした人いたらスマンね。
スルーしてちょうだい。
今一生懸命作ってるはずの「庵野ヤマト」は観ようと思ってる。
庵野センスが「生理的に」大嫌いな私だけど、
庵野秀明が一番好きで思い入れのあるはずの作品がヤマトだし、
まあしょうがない、出来たらさすがに観ると思うわ。
期待はしないで、ね。
「しゅんらん」、のプラモ、出してくれ、バンダイさん。
できれば「アリゾナ」も。ちっこいメカコレじゃなく、
700分の1で出してくれたら、嬉しくて泣くわ。
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