ガンダムもそうだが、
大友克洋先生のアキラもそう、
「超能力」的な、「オカルト」的な、
形而上学方面に大風呂敷広げると、
自ずと収拾はつかなくなります(笑)
だって、作者自身、
答えがわからない事なんだもの。
ニュータイプとかの屁理屈はあくまで
「方便」・・・商売上の、ね(笑)
まだまだ人間の脳みそでは、
理解不能、
本来踏み込むべきでない領域に、
うかつに足突っ込んだら、
それを無理やり続けたら、
答えを出そうともがいたら、
結局「宗教」に入り込まざるを得なくなる。
たかがロボットアニメ、SFの世界で?
って、だから逆に都合が良いとも言える。
しょせんエンタメ、漫画ですから、
で、
難しい話から容易にトンズラ出来るし。
なので、ガンダムの「ニュータイプとは何か」
の答えも、40年経ってまだ出てないし、
今後も出ないでしょう。単なる空想で終わり。
それでいい、それがSFというものなのだから。
哲学風味入ってるから、大人が嗜んでも、
幼稚臭くなくて恰好つくっしょ?みたいな。
私見では、
富野作品で一番無茶をしたのは「イデオン」
あの世界観にあのデザインのロボット
はあり得んでしょう(玩具屋の意向で強制的)
と、当時から思ってましたね。
オタクには有名な話ですが、
富野さんも最初から本音ではそう思っていて、
だから最後にブチ切れて皆殺し(笑)
とにかく、富野御大の精神状態も含めて(笑)
変なムードのアニメでしたよね、イデオンは。
「でも、やるんだよ」(生きるために)
精神とでも言いますか。
なんだか、宗教団体の作ったアニメみたい(笑)
【富野御大のインタビューでのお言葉】
「玩具の金型(イデオン)を作っているから、
(デザインを)変更してもらっては困る、
と(スポンサーに)言われて頭に来た。
当時の自分の精神状態はヤバかった。
それを制御しようとして、うつ病にもなった」
ガンダムというコンテンツは、
終わりが見えない物語。理由も定かでない戦争を、
何が何でも続けねばならなくなった世界観。
平和になったらヤバいのだ。
バンダイナムコ、
という大企業の存続に関わるからね(笑)
ウケたら止められない。なぜって儲かるから。
どこまでも付いてまわるカルマ。
ウルトラマン、仮面ライダー、ゴジラも同様。
戦いは悲惨だ、平和が尊いとか言いながら、
戦いのない平和な世界になったら困るのは誰?
というジレンマ(笑)
まるで「武器商人」
実はその現実の商売上の構図こそが、
人間世界の不条理と哀しみを如実に表している、
と言えなくもない。
余談ですが(つーかこのブログは全部余談)
超能力や予言や幽霊やあの世の仕組みや
宇宙の全体構造、
などが「科学的に解明」されるには、
あと3千年くらいかかるかな、
と思ってます、私は。
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