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琥珀の残像

火野正平



あー、死んじゃったか、火野さん。。


私は好きな俳優だったけどね。

私の友人知人は、なぜかまじめな人が多く、

火野正平?、あんまり好きじゃないなあ、という人が多かった。。


そりゃあさ、若い人は知らんだろうけど、火野正平といえばプレイボーイ。

女遊びしまくりで、ろくでもない奴、

というイメージを持つ人が大半だったんだよ。


ただ、私がある意味「心の師匠」に認定できていた理由は、

彼が女関係でほぼほぼ「恨まれる」事が無かったから。

別れた元カノたち、火野さんを悪く言う人はいなかった記憶。

もちろん詳しくは知らんよ、しょせん芸能人の話だし。

でもこの「あと腐れを生まない姿勢」には、秘かに感心していました。

松本人志なんかとは、雲泥の差。


女さんはさ、そりゃ男より体は小さいし、腕力もない、物理的には弱い生き物。

だが侮るなかれ、女さんを見くびった事で、

社会的立場を失って没落したバカ男が過去どれだけいたのか。

女はちょろい、とか、浅はかもいいとこ。女なめたらいかんぜよ。


昭和の時代流行ったな「蜂の一刺し」とか。榎本三恵子

だっけか。知らん人は、ロッキード事件、なんかでググってみ。。



まあこんなん、長々書いても野暮なんでしめるけど、

女さんを甘く見てる男は、そのうち死ぬよ、ってこと。


火野さんはね、あれだけ遊びまくってて、女さんに恨まれずに生きて来た、

それだけでも、賞賛に値すると思うのよ。普通のおっさんには到底無理な芸当。

可愛げがあったから、許せるんだとさ。。男女問わず「可愛げ」は大事よね。


もちろん俳優としての魅力も人気もあったのは言うまでもない。


私、犬HKが死ぬほど嫌いなんで、あんま儲けさせてやりたくないんだが、

こころ旅のDVDは何枚か買って持ってますね。


いろいろあったのは当然として、

トータルで見たら、いい人生だったんじゃねーかなー、火野さん。


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